カテゴリ:民法のエントリー一覧
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内田貴著「民法改正: 契約のルールが百年ぶりに変わる (ちくま新書)」について
日本が西洋諸国と伍していくための国家戦略として明治期に制定された「民法」。企業間の取引から日常的な売買にいたるまで、われわれの経済活動の最も基本的なルールを定めたこの民法が、いま百年余りの時を経て抜本改正されようとしています。内田貴著「民法改正: 契約のルールが百年ぶりに変わる (ちくま新書)」は、なぜ現在、こうしたルールの変更が求められているのか。具体的に何がどう改正され、それによって私たちの生活に...
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民法概論 (5) (親族相続)川井健著について
川井健先生著「民法概論 (5)」(親族相続)は、条文に沿って解説してあり、解説も大変わかりやすい文章で書かれていますので、親族相続が苦手な人にもお勧めな本です。また、親族相続篇を239ページという大変コンパクトな量でまとめ上げてありますが、必要な論点はほぼ紹介されていると思います。学説の整理もわかりやすくまとめてありますので、読んでいて頭の中が混乱することも少ないです。民法概論 (5)(2007/04/13)川井 健商...
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リーガルクエストシリーズの「民法 1 総則 (LEGAL QUEST) 」の紹介です
リーガルクエストシリーズ「民法 1 総則 (LEGAL QUEST)」は、民法総則の基本的な概念・知識の習得から具体的事例へ応用可能な理解までを得られるよう分析と解説を試みた新しいテキストです。この本は、解説がとてもわかりやすくなされていますので、民法が苦手な方や独学者の方にも向いていると思います。ただ、個人的には、制限行為能力者についてもう少し詳しく解説してほしかったです。しかし、そのことを考慮しても、民法総則...
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リーガルクエスト「民法5 事務管理・不当利得・不法行為」の紹介です
リーガルクエスト「民法5 事務管理・不当利得・不法行為」は、民法の債権の内、事務管理・不当利得・不法行為について書かれた本です。事務管理・不当利得・不法行為の基本的な事項について、わかりやすく解説された本ですので、事務管理・不当利得・不法行為が苦手な方やじっくりと学びたい方にはお勧めな本です。民法5 -- 事務管理・不当利得・不法行為 (LEGAL QUEST)(2011/11/12)橋本 佳幸、大久保 邦彦 他商品詳細を見るこの...
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民法概論1(民法総則)について
民法概論1(民法総則)川井健著は、学説・判例を民法典の体系に沿って整理・解説した本格的体系書であり、通説的な立場で大変わかりやすく解説されている本です。 内容も詳しく解説されているのでじっくりと民法を勉強されたい方に向いています。また、参考書として利用するのも良いです。民法概論 1 民法総則 第4版(2008/03/18)川井 健商品詳細を見る民法概論〈2〉物権(2005/10)川井 健商品詳細を見る民法概論〈3〉債権総論(2009...